10月。

衣替えの時期となりましたが、まだまだ暑い日が続いています。

遅ればせながら、お彼岸に「中日法要」をお勤めいたしました。

仏道実践の修行期間としてのお彼岸をどのように過ごすのか。

ご先祖様のご供養ももちろんのこと、そのお見守りの中で、どう生きるのかを確認する時でもあります。

薬王寺では季節の行事ごと「佛餉米(ぶっしょうまい)」として、お米のご奉納をいただきます。

現在、金沢区は市内でも高齢化が特に進んでいる地域でもあり、また、子ども食堂も12ヶ所近く開所されている地域でもあります。

昨年よりお供え頂いたお米は、金沢区社会福祉協議会を通じ、ご高齢世帯の方や子ども食堂に配食していただいています。

法要後には、社会福祉協議会さんに金沢区の現状とお米の活用についてお話しいただきました。

コロナ禍より、食材の提供も減ってしまい、お供えのお米50キロは有効に活用いただいているようです。