年明けから2週間。
暖冬とはいえ、北陸の風は容赦なく体の熱を奪っていく。

地震によって幸せな時間を奪われた街は、どこも切ない景色。今までに例がないほど交通状況が悪く2週間経ってもあの時のままですが、直後から現地に入った心熱い匠達の手によって、一歩ずつ前へ進み出しました。

今求められていることの一つは「温かい食事」。伺った避難所では毎日カップラーメンか菓子パン。電気、ガス、水道のインフラが止まった街では、温かい「食事」や「お風呂」も当たり前ではありません。

街に避難すればと言っても、ご高齢の方も多く、子供のとこに行っては迷惑がかかると1日をお部屋で過ごす方も多いとの事。

ほんの一杯でも温かい食事をと、野菜たっぷりポトフと中華まん。お風呂の代わりに熱々おしぼりをお届けに。

檀家さんや信者さんからの温かい想いが、1人でも多くの安心となりますように。